当たり前のことができる経営を目指す

最近の経営といえば、新しいこと、誰もしないことをめざそうという機運が高くなっているのではないでしょうか。もちろん、新しいことを始めることは非常に重要なポイントです。しかし、これは新たな事業という意味であって、日常の行動指針や経理に関する基準、そして顧客との接点についてはあくまでもオーソドックスなスタンスは崩してはならないのではないかと思います。経営にとって、当たり前のことを当たり前にこなすということは非常に難しいことです。社内外関係ないあいさつ、当たり前の金銭感覚、お客様の声に耳を傾ける商品開発やサービス開発。もちろん、冒頭にも記載した通り、新たなことを起こしてこそ、ビジネスとして新たな収益になることは言うまでもありません。その手段として入り色検討されるべきですが根底にある基本は変えてはならないものです。そこをきちんと経営者から従業員にいかに伝えていくことができるのか、それをしっかり守ってこそです。もちろん、基本となるビジネスを持っていて、そこに新たなビジネスによる収益を加えていくという基本ルーティンをいかに継続していくことができるのか、この循環を継続することができれば、問題ありません。